私は一人っ子ですもんで、兄弟ならではのあれこれとか全然わかんないんですが、とにかく陰湿極まりない兄弟喧嘩の話。でも最後には兄弟愛が芽生えてお兄ちゃんが弟を助ける、みたいな。と、うまくまとまったように見せておいて、最後イヤな感じにしちゃうんだけど、そこはなんか個人的にはいらない部分だと思った。個性とかなんとか批評してる人いたけど、シンプルイズベストというか、どんでん返しとか別にほしくない派です。天才
東野圭吾のどんでん返しは秀逸なので歓迎ですが。とりあえずなんでわざわざヤな感じにすんのよと思ったけど、一人っ子視点で見てるし、人んちの喧嘩は見てる分にはおもしろいです。でもやっぱ、嫌がらせが陰湿すぎるのでうへーと思った。怖い物見たさで最後まで読んじゃった。あんまり楽しい気分にはならない本。こんなこと書いてるけど一応すすめてるつもりです。
