食べない人

50年間も何も食べず排泄もせず生きていたとか言われる人がいたり、太陽光だけで生きてるとか信じられない話をたびたび見たり聞いたりするのだけど、そんな食べない奇跡の人が日本にもいたらしいです。食べないどころかとんでもない能力も持っていたようです。明治時代、山形の長南年恵さんという人で「生き神さま」「極楽娘」と呼ばれたらしいです。霊能力で病気を治したりして詐欺罪で逮捕され、霊能力が本物だったという裁判記録が神戸地方裁判所に残っていて、大阪毎日新聞にも掲載されているとかとか。すごいね。
長南年恵に関する覚え書き
http://spiritmusic.asablo.jp/blog/2006/05/21/374203
食べないでも生きていた話
http://homepage3.nifty.com/gunsoh/keikoku_7.htm
ジャイナ教:八つの食誓戒
http://narajin.net/jaina/dharma02-03.html#03-02
引用

インドには「水食」、つまりミルクや水といった流動食のみの食事スタイルもある。偉大なヨーガ行者、ヨガナンダが紹介して有名になった「ギリハラ」という女性の場合、なんと水すら飲まず、太陽光だけで生きていたという。これがいわゆる「風食」というやつだ。
日本にもギリハラと同じ運命をたどった女性がいる。「生き神さま」と呼ばれた山形の長南年恵だ。彼女は十四年のあいだ一口も食をとらなかったどころか、没するまで二十歳代の若さを保ち続けた。彼女が起こした数々の奇跡は裁判沙汰にもおよんだが、結局は検事も認めざるをえなかったという。それほど彼女の霊能力は神がかっていたのである。歴史の表舞台にのぼることはないが、「風食」を旨とした人物は、このように確かに存在する。雑誌「遊」のなかで、松岡正剛氏はこう語っている。
高速物質だね。植物は高速物質を使っている。われわれは減速された高速物質を食べている。それは何か、そうとう大きな差だと思う。僕らが光を食っていればそれですむんなら、そこはずいぶんと違ってくるだろうからね。仙人はそんなふうにしたいんだろう。高速物質を食べた牛を食べるって具合に、二、三段落ちたエネルギーをたくわえようとしているんだから、そこに何か特殊な違いがでてくるのは当然だよ
食物連鎖とは、光の循環系である。それはマニ教や、ゾロアスター教の説く「光」の概念と、とても近いような気がしてならない。
不思議に思ったことだが、ジャイナにつきあってチャーイだけの食事をしていたら、いつもより体が軽く感じ、傾斜のキツイ山道もそう苦にならなかった。野生動物も食断ちによって傷を癒すという。すべての現代病は、過食に由来しているのではないだろうか。

>すべての現代病は、過食に由来しているのではないだろうか
これはまあ、その通りだとは思う。